歯ブラシにはヘッドの大きさや、毛の硬さ、毛先の形で様々なものがあります。
ヘッドが大きいものは、仕事中のお昼休みなどの時間があまり取れないときに便利です。
逆に小さいものは口が小さい方など、一番奥の歯を磨くときにヘッドが邪魔をしないので、隅々まで丁寧に磨くことが可能なのでおススメです。
毛の硬さは、一般的には「かため」「ふつう」「やわらかめ」がありますが、通常であれば「普通」を使用しましょう。
「かため」は握力が落ちてきたご年配の方、「やわらかめ」は歯ぐきが腫れて痛むときに使用していきましょう。
毛先の形は「ラウンド毛：先端が丸い」と「テーパー毛：先端が細い」と「二段植毛：両方」のものがあります。
ラウンド毛は、歯の表面に着いたプラーク除去率が高いので、虫歯予防や着色が気になる方におススメです。
テーパー毛は、歯周ポケットのプラーク除去に優れているので、歯周病治療中の方や歯ぐきからの出血が気になる方におススメです。
歯ブラシの交換のタイミング
おおよそ、１か月に１回は交換するのが理想的です。
毛先の開いた歯ブラシは、歯垢除去率が新品と比べて４０％低下するとも言われています。
歯ブラシを購入する際に、同じものを数本買っておき１か月たってから使用済みと未使用のものを比べて、毛先の開きの変化を確認してください。
毛先がしっかり開いていれば、適切な歯磨きができています。あまり変化が無いときは、歯磨きが不十分の可能性があります。
