幼少期の癖として知られる「指しゃぶり」ですが、歯の生えるスピードにもよりますが”3歳ごろからの卒業を開始し、4歳ごろの卒業を目指す”のが良いとされています。
3歳ごろまでの指しゃぶりは、口周りの筋肉を鍛える上で効果もありますので、無理にやめさせる必要はありませんが、3歳以降は前歯の唇側傾斜(出っ歯)や正中離開(すきっ歯)の悪化につながるため、卒業のための準備を始める時期となります。
卒業方法としては
・添い寝をする保護者の人が、手を握ってあげる
・さわり心地の良いタオルやヌイグルミを持たせてあげる
・特定の指があれば、絆創膏や指しゃぶり防止マニキュアなどをつける
などがありますが1番に気を付けてほしいのは本人に強く話をし、怒られているといった不安感を与えないことです。不安感などといった感情から指しゃぶりをしていることもありますので、慌てず少しずつ卒業の準備をしていきましょう。