乳歯の歯並びは、保護者にとって気になる事柄かと思います。
むし歯になりやすくないか?将来、永久歯になった時に問題はないか?
様々な悩みがあるかと思います。
乳歯の間の歯並びで注意が必要な項目は
・上唇小帯(上の唇の鼻下裏側から、歯ぐきに伸びる筋)が前歯の近くからついていないか=永久歯との生え代わりの時までに同じ状態だと歯並びに影響し、俗にいうすきっ歯になります。
・舌小帯(舌の裏側にある筋)が長くないか=あまり長いと舌の可動域が狭く、むし歯や歯並び、活舌に影響します。
・歯と歯の間がきつくないか=歯と歯の間は虫歯の好発部位のため、注意が必要です。また、乳歯よりも永久歯はサイズが大きいため、乳歯の時には歯と歯の間がキチキチだと、永久歯が生えるスペースが足りず歯並びに影響する可能性があります。
・反対咬合(噛んだ時に、上の前歯の前に下の前歯がある状態)=永久歯は基本的に乳歯の歯並びを追従します。永久歯でも反対咬合の場合、噛む力によって歯がグラグラになってしまうことがあり、注意が必要です。
など、様々です。
原因は日々の食事や悪習癖(指しゃぶりなど)がありますので、ご相談ください。