妊娠中の歯科検診について | 福島市西口 笹木野駅近くの歯医者 いがり歯科医院

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妊娠中の歯科検診について

妊娠中の歯科検診は、母子手帳に記載箇所があるように大切な事です。
その理由としては
・つわりや体調不良などで、口腔清掃が十分に行えないことがある。

・安定期(妊娠4~7か月)の間が母体・胎児ともに比較的負担を欠けずに治療ができる期間とされています。逆にそれ以外の期間は、麻酔やレントゲン写真、観血処置や服用薬などに制限があります。

・歯周病の一種である妊娠性歯肉炎という状態になりやすく、歯ぐきが腫れて出血や痛み、むし歯リスクを上昇させるだけでなく、早産のリスクも上昇させます。治療には通常の歯周病治療と同じく、ブラッシング指導やPMTC、歯石除去などがありますが、定期的な歯周病治療を受けていない状態での8か月以降の治療は歯ぐきへのダメージ(歯ぐきの炎症部分からの出血や痛み)を考慮する必要があります。

などが挙げられます。
妊娠中の歯周病や痛みは早産のリスクに繋がりますので、妊娠前の歯科検診・安定期での歯科検診をおススメします。