歯周病の検査として挙げられるのは
・歯周基本検査
・歯周精密検査
の2つになります。
それぞれに共通するのが
・歯周ポケットの深さ
・ポケット測定時の歯肉出血
・歯の動揺度
の検査になり、主にプローブという器具を用いて行います。
精密検査になると
・歯周ポケットの深さの測定箇所が1か所から4か所へ増加
・プラーク(歯垢)付着度
が追加され、費用も倍かかるようになります。
この中で重要なのが歯周ポケットの深さで3mmまでが正常値とされており、これは日々のブラッシングが適正に行われていれば、プラークを除去できる深さが3mmまでとされているのが理由の1つです。
4~5mmなどの軽度歯周病であれば、歯周ポケットを刺激する箇所を抑えるために基本検査で十分ですが、重度歯周病や歯周病と関連性の強い基礎疾患がある場合は精密検査が必要となることがあります。