歯周病治療はどこをゴールとするのか?
結論から言うと、ゴールはありません。
歯周病は生活習慣病の一種とも言われており、飲食をしているかぎり付きまとう病です。
生活習慣病である肥満と比べて考えると
食べる→運動しない→太る→ダイエット→痩せる(油断するとリバウンドする)
食べる→歯磨き不良→歯ぐき腫れる→治療→歯ぐき引き締まる(油断すると再発する)
と同じような事が起きます。
さらにダイエット(治療)をしっかり行うと、筋肉(ブラッシング能力や歯周ポケット)が改善されリバウンド(再発)しにくい状態になっていきます。
むし歯と違い継続治療が必要な歯周病治療は、軽度であれば2~3か月間隔で行いますが、歯周病と関連の強い持病があったり歯並びや差し歯などで歯磨きがしにくい状態の場合は、間隔を短めにしながら集中治療を行うなど、個人差があります。
私生活やお口の状態に合わせて、無理のないペースで治療をしていきましょう。