厚生労働省の平成の調査では、奥歯(大臼歯)の日本人の寿命は約50年となっています。
もちろん、口腔ケア用品の発達により令和の現代では若干の改善がみられるかもしれませんが、それでも人生100年時代としては短いものになります。
では寿命=抜歯になる理由として多いものは?
こちらは公益財団法人8020推進財団による調査では
1位:歯周病37.1%
2位:虫 歯29.9%
3位:破 折17.8%
となっています。
その原因としては、奥歯は形が複雑で歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病が悪化することが考えられます。
また奥歯は噛む力を最も強く負担しており、破折の原因としては虫歯等で脆くなったことが考えられます。
奥歯を失うと前歯への負担が増え、入れ歯のリスクを増大させる原因となりますので、虫歯や歯周病への対策を早い段階から行い、歯の寿命を延ばすようにしましょう!