むし歯や歯周病によって歯の一部、もしくは1本全部を失った場合に使用される人口補綴物(銀歯やブリッジ、詰め物や入れ歯など)は、作成するために必要な条件があります。
・残っている天然歯の大きさや本数が、人口補綴物を支えるに足る状態であること
・歯周病によって、歯がグラグラと動揺していないこと
その他にもありますが、特に重要な条件の1つが
◎型取りをする際に、歯ぐきが引き締まっていること
になります。
歯周病によって歯ぐきが腫れ、血が滲む状態では作成する人口補綴物の精度が落ち、脱離やむし歯・歯周病の再発に繋がりやすくなります。
人口補綴物は作成するのにも”1週間以上、物によっては数度の通院”が必要になるものもありますので、大事な行事などが差し迫った状態での治療が難しくなることもあります。
定期的な歯科検診で、突発的な状態に困らないようにしていきましょう。