結論から書くと、”一生を保証するインプラントは存在しません!”
人工物なのでインプラント治療による人工歯は、虫歯になることがありません。
しかし周囲にプラークが蓄積することで起こる”インプラント周囲炎”によって、インプラントを支える顎骨が溶けてしまうと、歯周病末期の天然歯のようにグラグラになって抜けてしまいます。
また上部構造(人工歯の部分)は、セメント固定かスクリュー固定のどちらかの為、経年劣化によって浮いてきたり取れる可能性があり、再固定が必要になることがあります。
さらに天然歯は一生の間に歯並び・かみ合わせを変化させていきますが、インプラントは変化が少ないため、かみ合わせなどの調整が必要になることがあります。
インプラントをした場合には、残っているご自身の歯を大事にするのと同時に、しっかりケアをしていく必要があります。