毎日磨く歯の表面ですが、その半分の面積を歯間(歯と歯の間)が占めています。
むし歯や歯周病はこの歯間で進行しやすく、その部分をしっかり清掃しようとすると歯ブラシだけでは不十分になりがちです。
ではこの歯間をしっかり清掃しようとすると、どうすればいいのか?そのためには
・歯間ブラシ:下部鼓形空隙という、歯間の歯ぐき側の空白に通すことで清掃する道具で、それぞれの場所に応じたサイズ(太さ)を使用する必要がある
・デンタルフロス:歯間の特に歯と歯の重なっている部分の清掃に使用する。持ち手のついた物と、指に巻いて使用するものがあり、銀歯などの人工物の有無で使用方法が異なる
・ワンタフトブラシ:最後臼歯(一番奥の歯)の喉奥側や歯並びが不揃いな部分の清掃に使用する
といった補助道具を使用する必要があります。
歯並びや歯ぐきの状態は加齢変化をしますので、定期的な歯科検診でその時にあった清掃方法を知り、しっかり口腔ケアをしていきましょう。