歯科検診で痛みのない所を、「むし歯」と言われた経験がある方もいると思います。
実は「虫歯=痛い」という場合は、かなり状態が悪くなっている事があり、歯の神経に虫歯が近づいている事が多いのです。
また、歯の神経を抜いた歯に関しては「痛み」が出ている時は、骨が膿んで溶けていることもあります。
~歯の神経が生きている場合の虫歯の一例~
・初期の虫歯は”症状がでにくい”
・中期の虫歯は”強い症状がある”
・後期の虫歯は”神経が腐り、痛みが落ち着くこともある”
・末期の虫歯は”歯の周囲の骨が腐り症状が強く出る、また前後の歯にまで影響する”(虫歯でない前後の歯の神経も腐ったり、グラついて抜けるなど)
これが歯の神経を治療した歯だと、再度の虫歯になった際に””末期の状態になるまで症状が出ない””場合がありますので、注意が必要です。
症状が少ない初期むし歯の確認の為にも、定期検診をおススメします。